夢か現か幻か?現代に残るカオス「まぼろし博覧会」に行ってみた!
こんにちは、マッサンです。
先日静岡県を旅行した際に、伊東市にある「まぼろし博覧会」に行ってきました。
噂には聞いていましたが、施設の中身があまりにもカオスすぎたため、今回ブログにて紹介させていただきます。
目次
まぼろし博覧会の基本情報
まぼろし博覧会は静岡県伊東市に位置する、「誰もが元気になれる」をコンセプトとした展示施設となっています。
電車で訪れる場合、JR伊東線の伊東駅からバスを利用して約30分ほどで訪れることができます。車で訪れる場合も、十分な広さの駐車場が確保されており、駐車料金も無料となっています。
住所 | 静岡県伊東市富戸梅木平1310-1 |
アクセス | 【電車】JR伊東駅よりバスで約30分 【車】東名高速道路沼津ICより約1時間 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
まぼろし博覧会の営業時間はAM9:30~PM17:00となっており、料金は大人(高校生以上)が1400円、小中学生は600円となっています。
なお、大人でも不気味で怖いと感じる展示が数多くあるため、小さなお子さんには少し向かないスポットかもしれません。
怪しさが漂う施設の外観
まぼろし博覧会は伊東市の山奥にありますが、遠くからでもわかる異様な存在感を放っています。
閉園した熱帯植物園である「伊豆グリーンパーク」の跡地を使用しており、植物園の温室をそのまま施設として使用しているようです。
入口からも異様な雰囲気を感じます。ゲートには「龍神様初詣」と書かれた看板が立っていました。なお、訪問したのは8月の酷暑の時期です。
また、入口では館長である「セーラちゃん」が水着姿で出迎えてくれました。セーラちゃんの姿は公式X(twitter)からどうぞ。DMで人生相談もしてくれるそうですよ。
ゲートをくぐって階段を進むと、カオスな世界が始まります。説明のしようがない展示がいくつも飾られています。(下の写真参照)
また、千葉の銚子電鉄とコラボしているようで、車両のハリボテが飾られていました。
少し不気味な展示の数々
入場料1400円を払って施設内に入ると、理解不能な展示の数々が目に入ってきます。
巨大な温室の中には?
まず始めに、巨大な温室の中に入っていきます。
ここには謎の石像や金剛力士像、謎のキャラクターなど、どこから集めてきたのか謎の展示物がぎっしりと飾られています。
温室のメインとなるのは超巨大な聖徳太子像です。
どうやって温室の中に入れたのか不思議になるほど巨大な聖徳太子が佇んでいます。約15mもの高さがあるようです。(5階建ての建物ほどの高さ)
また、東京藝術大学の学園祭で制作された神輿をいくつか引き取っているようで、立派な神輿の数々が温室内に展示されていました。
もっとカオスな「メルヘンランド」
温室だけでもお腹いっぱいですが、この先にはある「メルヘンランド」にはより不気味さが増した展示が用意されています。
メルヘンランドにある「昭和のメルヘン」という展示室には、大量の人形やフィギュアが展示されています。昼間は明るいから良いですが、暗くなったらホラーですね。
昭和のメルヘンの隣には「赤ちゃん人形館」という展示室があり、赤ちゃん人形やおきあがりこぶし人形が大量に展示されていました。
2024年の7月6日からオープンし、亡くなった高山吉郎さんによるコレクションを展示しているようです。
すぐ近くにある「メルヘンハウス」にも、ピンクや水色を基調としたぬいぐるみが展示されています。なんとなく昭和を感じる雰囲気です。
「昭和のメルヘン」の建物の裏には「ストリップ記念館」というあやしい施設があります。ここは名前の通り、そういう展示がしてある施設です。(察してください)
ブログに載せると色々問題になりそうな展示内容なので、外観の写真だけ載せておきます。気になる方は、ぜひ自分の目で確かめてみてください。
ダークさが一段と増す「まぼろし島」
メルヘンランドの隣には「まぼろし島」というエリアがあります。このエリアからよりダークな雰囲気が増していきます。
まず目に入ってくるのは「まぼろし屋台」です。よく分からない人形が数多く展示されており、いろいろとやばい雰囲気が漂っています。
まぼろし島のメインとなるのは「おっさん神宮」です。
名前の通りおっさんを祀っている神宮で、おっさんの顔がそこら中に散りばめられています。おっさんが金ぴかに塗られた「おっさん太子」もいます。
まぼろし島の裏には「大英智博物館」という展示室がありました。ここでもストリップ記念館と同様に、令和ではきわどい展示が多くあります。
写真も載せますが、確実にアウトな部分にはモザイクをかけています。
謎の横町を抜けて昭和な雰囲気へ!
まぼろし島を進むと「ほろ酔い横町」へと入ります。
ここでは、大量の短冊が飾られているゾーンやペンギンの置物が並べられているゾーンなど、インフルエンザの時に見る夢みたいな展示が飾られています。
ほろ酔い横町を抜けると「昭和を通り抜け」エリアに入り、どこか懐かしい昭和の時代を感じさせる展示が数多く設置されています。
ただ他の施設と異なり、ぎっしりと展示が詰められており、一つの展示に対して置かれている個数がものすごく多い印象でした。
どの展示にもボリューム感やセーラちゃんの愛を感じることができますね。
ディープな世界観の「まぼろし神社」
「昭和を通り抜け」エリアから階段を降りて下へ行くと「まぼろし神社」というエリアに入ります。正直このエリアが一番ディープだと思います。
まず、まぼろし神社に入る手前に「クソデカ絵馬」という絵馬があり、訪問した人によって様々な願い事が書かれていました。いろんなことが書かれすぎて、バキの家みたいになっています。
ディープなのはここから先です。なお、まぼろし神社にある看板によると18歳未満の方の閲覧には注意が必要なようです。
中に入ると、おっさん神宮のおっさんや昭和のイケメン子役のマネキン、サーカスの置物などが置いてあります。問題なのはその奥にある「公衆衛生博覧会」です。
衛生博覧会では決してブログに載せられないような、ある意味「グロテスク」な展示が数多く設置されています。公式サイトに写真が載っているので、見たい人だけ見に行ってみてはいかがでしょうか。(苦手な人はやめといたほうがいいです。)
衛生博覧会はまぼろし神社の展示の一部であり、他にもピエロを集めて展示しているゾーンやお化け屋敷のようなゾーンなどがあります。もはやカオスです(今更)。
また、電撃ネットワークの南部虎弾さんとコラボしているようで、南部さんの私物や電撃ネットワークのグッズが展示されているブースもありました。
ここで紹介した以外にも、まだまだ意味不明な展示が数多くあるので、気になった方は自分の目で確かめてみてくださいね。
まとめ|まぼろし博覧会は元気をもらえる!
今回はまぼろし博覧会について紹介しました。
ここまで読んでくれた人なら分かると思いますが、まぼろし博覧会はとんでもなくカオスな施設となっています。ある意味サブカルの境地に達しているといえるかもしれません。
ただ、館長であるセーラちゃんと会話したり、ぎっしりと詰まった展示物に触れていく中で、なぜかものすごく元気をもらえるスポットでもあります。
効率化を推奨する現代社会の中で、我々が失いかけている「ゆとり」や「余裕」といったものを思い起こしてくれる。「まぼろし博覧会」はそういった施設なのかなと思います。
皆さんも、元気がないときやカオスを味わいたいときは、ぜひ一度まぼろし博覧会に足を運んでみてくださいね。きっと想像以上の世界が待っていますよ。
というわけで、今回は以上となります。
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