【乗車記】唯一の寝台列車!サンライズの「ソロ」寝台で行く特急旅!
こんにちは、マッサンです。
先日少し広島に行く用事があり、せっかくの機会ということで寝台特急のサンライズエクスプレスに乗車してきました。
今回は東京駅から岡山駅まで、3号車B寝台の「ソロ」の下段部分に乗車しました。
というわけで今回は、寝台特急サンライズの「ソロ」寝台に乗車した記録を紹介していきたいと思います。
目次
サンライズの「ソロ」寝台の概要
寝台個室「ソロ」は、サンライズ出雲・瀬戸の3・10号車に設置されている個室です。
サンライズの3・10号車はモータ車となっているため、他の号車と個室の作りが異なっており、狭めの個室であるソロ寝台が設置されています。そのため、サンライズの標準個室である「シングル」よりも値段が1000円ほど安くなっています。
料金は東京から岡山間で、乗車券と寝台券を合わせて20,370円でした。
基本的にサンライズは上下線で毎日一本ずつ運行しており、下り線は東京駅を21時50分に出発します。
また、岡山駅で高松方面へ向かうサンライズ瀬戸と出雲方面へ向かうサンライズ出雲の切り離しが行われるため、号車の前と後で行き先が異なっています。
今回は前方の号車である「サンライズ瀬戸」の方に乗車しました。
マッサン
岡山までの乗車だからあまり関係ないけどね。
いざ!東京駅からサンライズに乗車!
さて、旅のスタート地点は夜の東京駅です。
9月の下旬であるにも関わらず、日が沈んでも蒸し暑さを感じる気候でした。
サンライズは基本的にJR東海道線のホームから発車します。
岡山到着が朝の6時半ということもあり、事前に夕食と買い物を東京駅周辺で済ませて、9番線のホームへと向かいます。
21時25分頃になるとサンライズの車両が入線し、乗車することができます。
この日は平日だったこともあり、ソロ寝台は特に大きな荷物を持った外国人の方がたくさん乗車していた印象でした。
「ソロ」寝台の内部はいかに?
今回乗車した個室は、3号車B寝台ソロの下段部分です。
人が密集しており廊下の撮影はできませんでしたが、ソロ寝台のある3・10号車は廊下が1階建てとなっており、上段と下段の部屋の入口が交互に並んでいる構造となっています。
簡単に言えば、扉と壁のついた巨大二段ベッドが並んでいるような感じです。
気になるお部屋は、大人が一人寝られる最低限の広さの布団と、スーツケースが1個ギリギリ入るくらいの荷物置きスペースが完備されています。
個室の広さについて、横幅は大人一人がぴったり寝れるほどの広さとなってますが、足下の幅がかなり狭く、人によっては寝返りが打てないほど窮屈なサイズだと思います。
下段の部屋は立つことができず、ベッドからの天井の高さは「174cmの男性が体育座りをして頭二つ分余裕がある」ぐらいの高さとなっています。
個室内の設備としては、コンセントが1つとエアコンの吹き出し口、そして時計が設置されていました。また、窓にはカーテンがついており、カーテンを閉めて電気を消すことで部屋を真っ暗にすることも可能です。
エアコンの吹き出し口は胸元の上部の壁にあり、風量のみ調節が可能です。
自分が乗車した際は、9月でしたが冷房がついていました。
アメニティについてはパジャマとスリッパのみ用意されており、歯ブラシやカミソリなどが自分で持参する必要があります。
ちなみに、サンライズにはシャワーも完備されていますが、使うには数量限定のシャワーカードを東京駅で並んで手に入れる必要があります。
ソロ寝台の大きなメリットとして、4号車と11号車にあるラウンジとシャワー室がとても近いという点が挙げられます。
特にサンライズの個室はほとんどが一人部屋なので、友達や家族と乗車するときにはラウンジが近いと非常に有り難いと感じました。
「ソロ」寝台に乗った正直な感想とまとめ
ここからは、サンライズエクスプレスの「ソロ」寝台に乗ってみた正直な感想について記していきたいと思います。
「ソロ」に乗った感想を大きくまとめると、以下の5つとなります。
- 成人男性にはかなり横幅が狭い。
- 部屋の高さはあまり気にならない。
- 周りの音が気になる人は寝られないかも。
- 睡眠をとるなら、1000円追加してでも「シングル」がおすすめ。
- 秘密基地のようなワクワク感と窓から見える景色は最高!
一番強く感じたのが、ベッドの横幅の狭さです。やっぱり足下の幅がかなり狭く、サンライズの中でも睡眠環境としては劣悪な方だと感じました。
また、モータ車であることから他の個室よりもモーター音が聞こえることに加え、部屋同士がかなり密着していることからも、騒音がかなり気になりました。
以上を踏まえて、睡眠を重視したい場合には、1000円を追加してでも「シングル」を選ぶことを強くおすすめします。
ただ、狭い部屋が生み出す秘密基地感は男のロマンを刺激するものであり、個人的には乗車していて非常に楽しかったです!
新幹線と違って寝ながら移動できるという点で、寝台特急は非常に便利です。ぜひ皆さんも、サンライズで非日常体験を味わってみてはいかがでしょうか。
というわけで、今回は以上となります。
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